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在宅医療では利用者さんの生活が最優先

◯病院の医療│病気の治療が最優先

病院での医療には、病気を治療し、改善するという結果が求められています。

そのため、患者さんには治療に専念してもらうよう、医師や看護師の指示にしたがって24時間を過ごしてもらうことになります。

 

◯訪問看護の医療│利用者の生活が最優先

一方、訪問看護での医療は、利用者さんの生活支援を目的としています。

治療や服薬管理、点滴等以外にも、入浴介助や自宅内外での歩行訓練など、日々の生活に直結したサポートを行います。また、時には精神的なケアやコミュニケーションの補助、福祉用具についてのアドバイスなど、日常生活をより良くするためのサポートも行います。


◯場所が変われば設備も変わる

訪問看護での治療は利用者さんのご自宅で行います。

当然、利用者さんのご自宅では病院のように専門の医療設備はそろっていませんし、急変時に走ってすぐにたどり着くことができない場合もあります。そのため、訪問看護では先に起こりうるかもしれない変化も予測してケアを行っています。

もちろん、すべてを予測することは不可能です。しかし、利用者さんのちょっとした変化に気が付いた時はお声がけをしたり、「もしかしたら、こんなことが起こるかも」と考えたりすることが大切になります。

 

◯訪問看護では、なるべく利用者の自宅にあるものや自作のものを使う

上述したように、利用者さんのご自宅には高度な医療設備はほとんどそろっていません。だからこそ、ご自宅では利用者さん自身が慣れ親しんだものを使うことでリラックスして治療を受けてもらえます。

たとえば、足浴のときに普段使っている洗面器やタオルを借りるなど。ほかにも、部分浴や陰部洗浄のときに活躍するペットボトルシャワーを自作することもあります。


◯利用者一人ひとりとじっくり向き合える訪問看護

訪問看護では1日20分~90分、週1~3回程度の訪問となるので、一人の利用者さんとじっくり向き合うことができます。

つまり、「医療者と患者」という関係だけでなく、身近な「人と人」との関係になれるということですね。各看護師が自分の持っている知識や経験を発揮して、利用者さんの状態に合わせて一人ひとりに寄り添ったケアが可能です。


メディカルクリニック銀座には訪問看護ステーションとして、「メディカルステーションくるみ」が併設されており、"安心してもらう目線"をサービスの基準としています。

くるみだから出来る『看る』を実現して元気になっていただけるよう、最期までご利用者様への敬意と尊厳を持ち、信頼に応えるサービスを提供します。

そして医療業界を照らす、エネルギー溢れるスタッフでご利用者様、そのご家族の皆様から"また来てね"と思っていただくメディカルチームを目指します。

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