生活習慣病と歯

更新日:6月9日

6月4日〜10日は、「歯と口の健康週間」です。


歯と口の健康週間は、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間です。

参考:日本歯科医師会

令和4年度のスローガンは「いただきます 人生100年 歯と共に」


生活習慣病と「歯と口の健康週間」の歴史

1928年〜1938年まで、日本歯科医師会が、6(む)4(し)の語呂合わせで「6月4日から「虫歯予防デー」6月10日までの1週間を「歯と口の健康週間」と定めまた。年代によってさまざまな名前に代わり、2013年から今の「歯と口の健康週間」という名前になりました。

歯と健康に関する正しい知識を持ち、歯科疾患の予防や早期発見・早期治療の徹底により歯の寿命を延ばす事を日本歯科医師会などが呼び掛けています。

1996年、国はそれまで成人病と呼ばれていた病気を「生活習慣病」と改称しました。もともと成人病は40歳前後から急に死亡率が高くなり、全死因に占める割合が高い病気を指していました。その名の通り、主に加齢が原因と考えられていました。

その後生活習慣の積み重ねが病気の発症や病状の進行に深く関与していることが明らかになります。つまり年齢に関係なく毎日の生活習慣が問題だとわかったのです。


「生活習慣を改善できれば疾病の発症や進行をおさえることができる」。


これを意識させるために生活習慣病という名称にしました。


生活習慣病と歯の関係

では歯・口と生活習慣病にはどのような関係があるのでしょうか?

むし歯と歯周病は共通して感染症と生活習慣病の二面を併せ持ちます。むし歯は細菌(ミュータンス菌など)の感染と糖類の過剰摂取が原因であり、ここ数年の間、健康管理の面から口腔と全身との関連性の研究が進み、むし歯とメタボリックシンドローム、動脈硬化との関連性を考えられ、歯周病は心筋梗塞などの心臓・循環器疾患、糖尿病、肺炎などの呼吸器疾患といった全身疾患に密接に関係していることが明かにされています。食習慣に加えて歯と歯ぐきのケアにも注意して、むし歯・歯周病を予防することが全身の生活習慣病を予防することにつながると言われています。

歯周病は一度悪化すると自然に治ることはないといわれている病気です。現在、症状が出ていなくても少なくとも年に一度、可能であれば半年に一度、歯の健診を受けましょう。「かかりつけ歯科医」を決めることにより、わずかな変化にも気付いてもらいやすくなります。歯科医院などへ通いづらい高齢者の場合は、在宅サービスを利用するのもおすすめです。

近年では、往診可能な歯科医院も増加しておりますので、一度近隣の歯科医院のHPをチェックしてみるのも良いでしょう。5月30日には政府が国民全員が歯科検診を受ける「国民皆歯科検診」を目指す方針が発表されました。


メディカルクリニック銀座では、日常生活を見直すための生活習慣病検査、体質改善のための漢方薬を処方しています。

この「歯と口の健康週間」を機会に、自身の健康管理と歯の事を少し考えてみてはいかがでしょうか?

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