風邪の引き始めにおすすめの漢方薬

更新日:5月17日

漢方の世界は知れば知るほど奥深い世界です。

「風邪の引き始めには葛根湯」と言われるほど、漢方薬の中で最もよく知られ、親しまれている葛根湯。古典落語に 「葛根湯医者」という演目がある程です。


ただ、実は誰でも葛根湯を飲めば良い、というわけではありません。



「葛根湯医者」は、どんな病気、どんな患者さんに対しても葛根湯を出すヤブ医者の話です。(参考:東邦大学東洋医学科コラム

風邪の漢方には様々な種類があり、その中から適したものを選ぶことが重要なのです。

葛根湯は、胃腸が丈夫で一般的に体力がある人向けの漢方です。そのため、生理機能が低下している高齢者や体力がない人にはふさわしくありません。風邪初期で体力が低下していたり胃腸が弱い人には香蘇散がおすすめです。(香蘇散についてはコチラ


「風邪」という言葉はそもそも中国伝統医学「中医学」の用語です。

「ふうじゃ」と読み、一般的にいうカゼは、中医学でも西洋医学でも「感冒」と呼びます。

感冒にも様々なタイプがあるのですが、特に風寒タイプなのか風熱タイプなのかをまず見分けることが重要です。葛根湯は風寒タイプの感冒に用いられます。


風寒タイプ ⇒ 温める漢方薬:葛根湯、麻黄湯、香蘇散など

風熱タイプ ⇒ 冷ます漢方薬:銀翹散、板藍根など


漢方の風邪薬は飲むタイミングが重要なので、風邪の引き始めには無理をせず、安静にしてゆっくり休みましょう。

何よりも日々の予防、積み重ねが大事です。自分自身の免疫力を上げていくためにも食事や適度な運動を心がけていきたいですね。











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