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知っているようで知らない!糖尿病について

11月14日(月)は、WHO(世界保健機関)が定めた世界糖尿病デーです。

糖尿病は、血液の中の糖を処理するホルモン・インスリンが十分に働かない、そもそも分泌されにくいために、血中のブドウ糖が増えてしまう病気です。インスリンが出ないのが1型糖尿病で、幼少期から発症するもあります。2型糖尿病は生活習慣や遺伝的な影響で、インスリンが出にくくなったり、効きにくくなったりするものです。こちらは中高年に多くみられます。 

血糖値は高くなっていてもはっきりした自覚症状はないことがよくあり、歯周病・皮膚炎・よく風邪にかかる・なんとなくのだるさ……などの原因が実は糖尿病だった!ということもあります。高血糖が長い間続く と着実に血管が傷んでいきます。眼や腎臓などいろいろな合併症が起きてはじめて病院に行くという方も 少なくありません。 

 

糖尿病になりやすい生活習慣 

中高年で発症しやすい2型糖尿病ですが、生活習慣によって発症のしやすさが異なってきます。特に発症 しやすくする要因が、 5点あります。


✓ 日常適度な歩行などの運動習慣がない 

✓ 甘い飲み物を飲む 

✓ 肥満 

✓ タバコを吸う 

✓ 習慣的な飲酒


運動については、息が弾み汗をかくくらいの運動を一週間で20分×3回以上行うのが生活習慣病の予防になります。 一日に一万歩程度が理想です。また、野菜や大豆製品、海藻、きのこなどを多くとることも予防になります。 


予防と早期発見が肝心!

ただ、糖尿病のなりやすさは生活習慣だけではなく、遺伝的要因もからんできます。

特に日本人には、やせていても糖尿病になりやすい方がいます。早めに血糖値を安定させ、血管の傷みを進ませないことが重要 です。血液検査(健康診断や受診)での結果をよく確認し、適切に管理・通院するようにしましょう。糖尿病の対策で重要なのは 

発症予防/早期診断/適切な治療(良好な血糖コントロール) です。 健診結果と生活習慣をふまえ、重篤な状態にならないよう、はやめに手を打っていきましょう。 

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