汗をかく季節は接触性皮膚炎に気をつけましょう

皮膚科では、さまざまな理由で来院する方がいますが、夏は思っている以上に乾燥してしまっていふため、接触性皮膚炎を起こしている患者さんもおおくいます。接触性皮膚炎は、皮膚が接触する物によって刺激やアレルギーを起こし、日常生活のいたるところにリスクがあります。皮膚は洗うほど清潔になりそうなイメージがありますが、汗の季節に増えるこの季節には特に注意しましょう。


接触皮膚炎とは

汗をかくと皮膚は潤っているように見えますが、気化熱によって乾燥しやすく、皮膚の防御能力が低下します。身の周りの品によるかぶれなどに注意が必要です。接触皮膚炎は、ベルトのバックル、ピアス、眼鏡のフレームなどの金属が汗に溶け出すことでかぶれが起きます。例えば、汗をかいた皮膚がこすれて、そこにブラジャーの金具があるとかぶれます。刺激やアレルギーによるかぶれも、汗をかいて抵抗力の落ちた皮膚に起こりやすい皮膚炎です。 接触皮膚炎は皮膚に物が接触した状態で起こる炎症で、急性と慢性化する場合があります。皮膚の症状は刺激によるものとアレルギーがあり、見分けがつきにくいものですが、前者の刺激性接触皮膚炎は、接触した部位を超えることはなく、原因が除去されれば治ります。一方、後者のアレルギー性接触皮膚炎では接触部位を超えて広範囲になり、重症化します。


顔の洗いすぎにも注意

また、目や口の周りの乾燥が目立つ患者さんの多くは、洗顔料で洗わないように指導すると半分以上が良くなります。日本人のきれい好き気質が皮膚のダメージを助長していることがあるそうです。「顔に病変があると、必要以上にこすり洗うようです。洗い過ぎて本来皮膚を守るバリア膜や常在菌まで落とし過ぎてしまうから、良くならない。30代後半になると洗顔後の皮脂分泌の回復力が低下します。


自分の年齢、皮膚の状態、環境に応じた洗顔をしていきましょう。

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