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乾燥肌を改善するための見直しポイント3つ

更新日:2022年11月25日

乾燥肌とは、保湿能力と皮脂量が低下している状態をいいます。

肌は、水分量と皮脂量のバランスによって「乾燥肌」「オイリー肌」「混合肌」「普通肌」の4つに分けられますが、「洗顔後に軽くタオルドライして、20分ほど何もつけないでいると肌全体がつっぱる」、「肌の薄い部分は特に気になる」という場合、「乾燥肌」であるといえます。

乾燥肌を放置していると乾燥によるシワができやすく「老け顔」になってしまいます。また、肌がカサカサした状態では化粧ノリも悪くなります。一度ひどい乾燥肌になってしまうと、化粧水や美容液を塗っても浸透しづらく、改善するには長い時間が必要になるため、早めの対策をおすすめします。


乾燥肌を改善するための見直しポイント

さらに乾燥が気になる季節。乾燥肌を改善するためのポイントをご紹介していきます。


1.クレンジングは「ミルクタイプ」や「泡タイプ」がおすすめ!

乾燥肌の人は、「オイルタイプ」と「洗い流さないタイプ」のクレンジングはNG! オイルタイプは洗浄力が高い分、肌への負担が大きくなります。洗い流さないクレンジングは、クレンジング剤が肌に残ったままになり、化粧水などのスキンケア成分が浸透しません。毛穴の詰まりからニキビや黒ずみなどのトラブルになる可能性が高くなります。


2.洗顔は朝晩2回、泡でやさしく洗う

朝は水だけで顔を洗う、という人は少なくありませんが、就寝中にも皮脂分泌が行われているため、朝にも泡洗顔で余分な皮脂や汚れは落としてしまうのがおすすめです。ただ、摩擦はお肌にダメージを与えるので、ゴシゴシ擦るのはNG。

面倒でも泡立てネットなどでたっぷり泡を作って、肌の上で泡を滑らせるように洗うのがコツです。洗い流す時は、熱いお湯を使うと肌に必要な皮脂が失われますから、ぬるま湯を使って泡残りがないように丁寧に洗い流しましょう。また、顔をふく際もタオルを軽く当てる程度が理想です。


3.アルコールフリーの化粧品がおすすめ!

洗顔後は肌についた水分が蒸発するのと同時に肌の内部の水分も失われます。出来るだけ早く保湿ケアをしましょう。化粧水は刺激の少ないアルコールフリーのものがおすすめです。

化粧水をコットンを使ってパッティングで強く叩き込む人がいますが、強くパッティングするとコットンの繊維が肌に残ってしまったり、肌にダメージを与える可能性があります。化粧水は、肌の奥まで浸透させるつもりで、手のひらで押し込むようにゆっくりと圧をかけてつけるのがおすすめです。化粧水をつけた後は、乳液やクリームを薄く塗って肌に潤いを閉じ込めましょう。


4.生活習慣

高級な化粧品をどれだけ使ったとしても、夜更かしや偏食、などの生活習慣を続けていると美しい肌は作れません。

肌は内側から作られるものなので、食生活はもちろん、生活習慣も大きな影響を与えます。適度な運動は血行を良くしてくれるので、体や肌に必要な栄養がきちんと運ばれるようになります。また、質の良い睡眠は肌のターンオーバーに必要な成長ホルモンの分泌を促してくれます。「自分の行動が自分の肌を作る」という意識を持つことが大切です。


5.マスクの着用

コロナ禍でマスクを着ける時間が多いですが、マスクも乾燥肌の原因であることをご存じでしょうか。

マスクの中は湿気が高く、マスクを外すたびに蒸気とともに肌の水分が失われてしまいます。マスクの隙間から蒸気が逃げるときにも肌の水分を奪うため、マスクをずっと着けていると乾燥肌や敏感肌になりやすいのです。

マスク着用が義務付けられている場所はまだまだ多いですから、保湿ケアで乾燥対策を行いましょう。具体的には、こまめにミストタイプの化粧水をスプレーする、またはマスクの中にガーゼやティッシュを挟んでおき、こまめに交換するなどの方法があります。


まとめ

乾燥してすき間のできてしまった肌は、くすみやしわが出来やすくなり、皮膚疾患を引き起こす可能性があります。乾燥肌に気づいたら早目にケアをするのがおすすめです。

クリスマスや年末年始に、今以上に綺麗になりたい、悩みをなくしたいなどの希望があるかたは、年齢や性別を問わず、美容皮膚科に行ってみるという選択肢を持っておくのは1つの手だと思います。

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