季節の変わり目に注意を

更新日:6月9日

将来に向けて準備をする「種まき」の季節

今日から6月20日は、二十四節季・芒種の時期です。稲や麦などの穂の出る植物の種をまく時期と言われています。

稲の穂先にあるハリのような突起を「芒(のぎ)」ということから、芒種と呼ばれるようになりました。季節的にはしとしとと雨が降り、梅雨が始まります。本日も関東から近畿は局地的な大雨の予報ですので、十分な警戒が必要です。

心身共に影響が出やすい季節でもあります。湿気とともに気温も上昇しますが、実はからだのほうは体温調整が難しい時期でもあります。体温調整には汗をかくことがとても大事で、汗は体内の熱を外に放出する役目があるのです。この機能は自律神経によって調整されていますが、高湿度、温度変化や気圧変化が自律神経を乱してしまうためです。だるさを感じたり、炎症やニキビなどの肌のトラブルを起こす人も多いでしょう。


食べ物でひと足先の夏バテ対策

この季節は、からだの熱をとってくれる食材、きゅうりなどがおすすめです。きゅうりはウリ科の植物で、からだを冷やす作用とともに、利尿作用があることで知られています。体内にこもった熱を冷まし、貯まった水分を排出するのに最適です。また食べるだけでなく、肌のほてりや炎症をおさめるパックとして使われることもあります。自分の肌の状態をみながら、内と外と両方から整えていきましょう。 また、独特の辛味をもつ「らっきょう」も、この時期に旬を迎える食材です。「辛み」をもつ食材に分類されるものは、気血の巡りをよくするとされています。冷え性の方や気分が滅入りやすい方、さらには夏かぜをひきそうなときは、食事にらっきょうの漬物を加えてみてはいかがでしょう。

風邪や口内炎にも注意

暖かくなり始めた割にじめじめとしていることから、汗をかきにくく水分代謝がうまくいかずに肌のトラブルに発展しやすい時期です。また、汗をかかないと毛穴が閉じてしまうことで熱が内にこもり、内臓の炎症などを起こしやすい時期でもあります。こもった熱で抵抗力が落ち、風邪を引きやすくなったり、口内炎などのトラブルも多くなります。 発汗は自律神経の作用です。汗をかかないと、自律神経のバランスが悪くなり、さまざまなからだの不調が起こります。そのため、運動を定期的に行うなど、血液循環をよくして汗をかくようにすることが大切です。季節がよいこの時期は、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングは、1分間に100歩程度が理想的。ドラえもんやアンパンマンの歌がちょうど100ビートであることから、これらの歌を口ずさみながらウォーキングを楽しみましょう。 なお、暖かくなったこの季節に汗をかき、そのままにしておくと菌が増殖しやすくなります。毎日お風呂に入り、皮膚を清潔に保つことが肌トラブル対策、体臭対策につながります。またお風呂に入り汗をかくことで、内臓の熱を取り除いてください。38~40℃はリラックス、41~44℃以上はリフレッシュになります。自分の状況に応じて、お湯の温度を調整しましょう。

自身の健康に向けて、良い種をまいていきましょう。

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