コロナの後遺症は感染から回復後にみられる場合があります

更新日:8月20日

コロナウイルス感染症は、誰でもかかる可能性のある感染症ですが、感染したときの症状は人によって様々です。それと同時に感染時の症状の有無に関わらず、感染から回復した後に後遺症として様々な症状が見られる場合があります。これをロングコビットと言います。この後遺症は20代、30代でも発症する割合が高いなど、どの年代でも認められています。


後遺症の原因としては、自己抗体、ウイルスによる過剰な炎症、活動性のウイルスそのものによる障害、不十分な抗体による免疫応答などが考えられていますが、明確にはなっていません。また後遺症の治療は対症療法が中心となるため、後遺症の治療には長い期間がかかる場合もあり、感染後1年経過後も症状が見られる場合があります。

具体的な症状として全身のだるさや疲れが強く仕事に行くことができない、何を食べても味がしない、匂いがわからない、髪の毛が抜ける、などの症状があり、実際に仕事や日常生活に支障が出る人もいます。しかしながらこのような症状に悩んでいることを医療機関に相談するのに半年かかる人もいるという実態もあり、コロナによる後遺症が、まだ社会的に十分認知されているとは言えない状況があります。

「コロナウイルスにかかる前と何か少し違う」と体調の変化に気づいてはいても、後遺症とは思わずに過ごしている方がいるかもしれません。少しでも自分のからだに体調の変化や症状がある、または自分の周りにそのような人がいる場合には、まずは医療機関や保健所に相談してみることを提案します。



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