top of page

PMS(月経前症候群)のような多彩な症状には漢方が有効です

  • column
  • 2022年9月14日
  • 読了時間: 2分

月経が始まる数日前になると、「イライラする」、「気分が落ち込んでしまう」、「頭痛」、「腰痛」、「肩こり」、「むくみ」、「乳房の張りや痛み」など、さまざまな身体的、精神的症状が女性の約80%に出ると言われています。対人関係や日常生活に支障が生じる場合もあります。

排卵から月経開始までの時期は、ホルモンのバランスが崩れて起きるのではないかと考えられており、症状は人によって実にさまざまです。


◯漢方専門医が処方する漢方薬

PMS(月経前症候群)のような多彩な症状には、漢方薬は有効です。大昔から、PMS(月経前症候群)は存在し、多くの女性を悩ませてきたようです。

漢方では、PMS(月経前症候群)は、気・血・水のすべてのバランスが乱れている状態と考えます。気の異常「気滞」「気逆」、血の異常「お血(おけつ)」、水の異常「水毒」などが複合的に起こって、身体的症状や精神的症状を起こしている状態です。


漢方では、望診(顔色、皮膚、舌などの観察)、聞診(音声、呼吸音など)、切診(腹診、肌診、触診など)、問診(病歴、自覚症状聴取)を行い、気・血・水のどこに問題があるかを考慮し、処方する漢方薬を選びます。


・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

・加味逍遥散(かみしょうようさん)

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

・抑肝散(よくかんさん)

・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

・五苓散(ごれいさん)


漢方薬は一剤でいくつもの症状に効くことがあるため、PMS(月経前症候群)のような多彩な症状には特に有効です。当院には漢方の専門医と漢方に詳しい看護師がおりますので、悩んでいる症状がございましたらお気軽にご相談ください。

最新記事

すべて表示
8月13日(水)は休診です

お盆休みのお知らせです。 8月13日水曜日は休診にいたします。 猛暑が続きますので、みなさまご自愛くださいませ。 毎週水曜日、お盆休み以外は、通常通り診療しております。 引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 
 
 
8月以降の診療体制について

2025年8月以降、診療体制が変わります。 ①毎週水曜日は、これまで通り診療致します。 ②毎週木曜日も再開予定ですので、詳細がわかりましたらご連絡いたします。 ③そのほかの曜日の診療再開は未定です。 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

 
 
 

Comments


◆ 診療時間・交通アクセス

■診療受付時間

午前:11:00~14:30    午後:16:00~19:30

​※2025年8月から、診療日が水曜日と木曜日になりますので、ご注意下さい。

■診療担当医
水曜日:仁保 医師  
木曜日:

・ご予約優先
・当日でも外来受診、電話でのご予約、web予約を受け付けています​。​

※当院は保険診療と自由診療を行っております。

※18時以降は保険適用の時間外加算となりますのでご了承ください。​​

■​メンタルカウンセリング(外部) 

※予約制:専用ページからのweb予約のみとなっております。
※LINE・お電話でのお問い合わせは承っておりません。

→メンタルカウンセリング詳細ページ

■所在地

〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目10-11 マロニエ通り銀座館10階

■お問合せ

内科:診療受付時間内

TEL :03-6260-6475 / FAX :03-6260-6477

Email:info@medical-clinic-ginza.com

■最寄駅

東京メトロ「銀座一丁目駅」8出口 徒歩2分

東京メトロ「銀座駅」A13出口 徒歩4分

「東銀座駅」A8出口 徒歩2分

長方形高画質.webp
〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目10-11 マロニエ通り銀座館10階

Copyright (C) 2022 医療法人社団彗星会 ALL Rights Reserved

​TEL:03-6262-7825

bottom of page