漢方は食前食間に飲むことで効果的に吸収できます

漢方薬とはいくつかの生薬を組み合わせて作られた薬です。数千年の歳月をかけて、患者さんの個々の症状にあった生薬の組み合わせが中国で生み出され、それをもとに日本の現状に合わせて発展させてきたのが日本の漢方です。


食前、食間とは

「薬」と言われると食後に飲むとイメージされる方が多いと思います。しかし一般的に漢方を飲む時間は特別な指示がない限り、食前または食間になります。食前に飲むとは、ご飯を食べる30分以上前に飲むことです。食間に飲むとは、食事中に飲むということではなく、食後少なくとも2〜3時間経ってから、食事と食事の間に飲むことを言います。食前も食間も、胃の中に食べ物が入っていない空腹の状態です。


食前、食間に飲む理由

空腹時の方が良いとされている理由は、速やかに腸内細菌のいる場所に到達するからです。生薬成分の多くが腸内細菌によって腸から吸収されやすい形に変えられて効果を表します。また食べ物や西洋薬との飲み合わせによる影響を防ぐためにも空腹時に飲む方が良いとされています。

漢方は食前、食間で飲むことで、食べ物や西洋薬との飲み合わせによる影響を防ぎ、効果があることをお話しました。一方で現在漢方以外で飲まれている薬がある場合には、一緒に飲むことで効果が強く出過ぎてしまう場合もあります。そのため漢方を処方してもらう際には、他の病院から処方された薬や市販薬、および健康食品も含めて漢方以外に飲まれている薬があることを、診察の際に医師に伝えるようにしましょう。

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